ロンドンを拠点とするフィルハーモニア管弦楽団(The Philharmonia Orchestra)が新シーズンから、米国の指揮者マリン・オールソップ(Marin Alsop)を首席客演指揮者に迎えると発表した。任期は2023/2024シーズンから3シーズン。
オールソップは1956年、ニューヨーク生まれの66歳。2005年から2021年までボルティモア交響楽団の音楽監督を務め、米国のメジャー・オーケストラの音楽監督を務めた初の女性指揮者で、2019/2020シーズンからウィーン放送交響楽団の首席指揮者を務めている。
また、2020年にはシカゴ交響楽団がレジデント・オーケストラを務めるラヴィニア音楽祭の首席指揮者に就任、2025年まで務めることになっており、シカゴ交響楽団の次期音楽監督の候補者の一人としてその名前が音楽メディアで取り沙汰されている。
フィルハーモニア管弦楽団の首席指揮者は2021/2022シーズンからフィンランドの若手指揮者サントゥ=マティアス・ロウヴァリが務めており、終身名誉指揮者にクリストフ・フォン・ドホナーニ、桂冠指揮者にエサ=ペッカ・サロネン、名誉首席客演指揮者にジョン・エリオット・ガーディナーという布陣となる。
写真:Royal Philharmonic Society / Steve Sherman
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ロンドン発 〓 マリン・オールソップがフィルハーモニア管の首席客演指揮者に
2023/04/25
【最終更新日】2023/06/05
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