指揮者のマリン・オールソップ(Marin Alsop)が今シーズン終了後、ボルティモア交響楽団(Baltimore Symphony Orchestra)の音楽監督を退任することになった。退任後は桂冠指揮者となるという。
オールソップがボルティモア響の音楽監督に就任したのは2005年。米国のメジャー・オーケストラの音楽監督に初めて就任した女性指揮者として注目を集めた。
オールソップは1956年、ニューヨーク・マンハッタンの生まれ。イェール大学卒業後、ジュリアード音楽院でヴァイオリンを学び、タングルウッド音楽祭で師事したレナード・バーンスタインの愛弟子。2019/2020シーズンからはウィーン放送交響楽団の首席指揮者も兼任している。
ボルティモア交響楽団は1916年、市立管弦楽団として設立。1942年から自主運営団体として運営されてきたが、最近は財政難に伴う楽団員のストライキなどで話題に上ることが多くなっていた。
写真:Baltimore Symphony Orchestra / Steve J. Sherman
ボルチモア発 〓 マリン・オールソップがシーズン終了をもってボルティモア響の音楽監督を退任
2020/02/27
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