英国の夏のオペラ・フェスティバル「ガーシントン・オペラ=Garsington Opera」が10月30日から、2021年に上演したリヒャルト・シュトラウス《薔薇の騎士》のストリーミング配信を始めた。配信はYouTubeのオペラ・ヴィジョンのチャンネルなどを使って来年の4月29日まで行われる。
ロンドン郊外で行われているフェスティバルは例年、6〜7月にガラス張りのパビリオンでオペラ4作品の上演が行われている。ピットには2017年からフィルハーモニア管弦楽団が入っており、2020年からはイングリッシュ・コンサートも加わっている。
ストリーミングされる《薔薇の騎士》の公演はブルーノ・ラヴェッラの演出。指揮はジョーダン・デ・ソウサ、歌手陣は元帥夫人にミア・パーション、オクタヴィアンにハンナ・ヒップ、ゾフィーにマディソン・レナード、オックス男爵にデリック・バラードらが起用されている。
フェスティバルは2022年夏、モンテヴェルディ《オルフェオ》、モーツァルト《コジ・ファン・トゥッテ》、ドボルザーク《ルサルカ》、ブリテン《ねじの回転》に加え、英国の女流作曲家ロクサンナ・パヌフニクの新作《ダリア》を上演する。
写真:Garsington Opera
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ロンドン発 〓 オペラ・フェスティバル「ガーシントン・オペラ」が2021年上演の《薔薇の騎士》をストリーミング配信
2021/10/31
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