イタリアのテアトロ・レッジョ(トリノ王立歌劇場=Teatro Regio di Torino)が空席となっていた音楽監督にアンドレア・バッティストーニ(Andrea Battistoni)を迎えると発表した。任期は2025年1月1日から2シーズン。毎シーズ、少なくともオペラ2作品と複数のコンサートを指揮するという。
バッティストーニはヴェローナ生まれの37歳。地元のヴェローナ音楽院で学んだ後、27歳でミラノ・スカラ座にデビュー。その後、著名なの歌劇場、オーケストラに客演を重ね、2013年にジェノヴァのカルロ・フェリーチェ歌劇場の首席客演指揮者に就任。2017年から2019年まで首席指揮者を務めた。また、2016年からは東京フィルハーモニー管弦楽団の首席指揮者を務めている。
王立歌劇場へのデビューは2011年、共和国記念日のコンサートを指揮した。以後、ドニゼッティ《愛の妙薬》やプッチーニ《ラ・ボエーム》などの指揮を手掛け、2023年はヴェルディのレクイエムを振っている。音楽監督としての最初の登板は、来年6月のジョルダーノ《アンドレア・シェニエ》。グレゴリー・クンデ、マリア・アグレスタ、フランコ・ヴァッサーロらが出演する。
写真:Teatro Regio di Torino
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トリノ発 〓 アンドレア・バッティストーニがテアトロ・レッジョの音楽監督に
2024/11/30
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