中国出身のホルン奏者、曽韵(Yun Zeng=ユン・ゼン)の試用期間が終了し、正式にベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(Berliner Philharmoniker )の首席奏者に就任した。
曽は1999年、中国・成都生まれの25歳。四川交響楽団の首席ホルン奏者である父の指導で6歳からホルンを習い、北京の中央音楽学院を経て、スイス・ジュネーヴの高等音楽院でブルーノ・シュナイダーに師事した。帰国後は中央音楽学院大学院で学んだ。
その後、2019年のチャイコフスキー国際コンクールで中国人初の第1位に輝き、2021年にはミュンヘン国際音楽コンクール(Internationaler Musikwettbewerb der ARD)で第2位を獲得。2022年10月から、ベルリン州立歌劇場管弦楽団(ベルリン・シュターツカペレ)の首席奏者を務めていた。
写真:Japan Horn Society
ベルリン発 〓 中国出身のユン・ゼンの試用期間終了、晴れてベルリン・フィルの首席ホルン奏者に

2025/06/25
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