ザルツブルク発 〓 夏の音楽祭が“縮小版”プログラムを発表

2020/06/10

ザルツブルク音楽祭(Salzburger Festspiele)が9日、夏の音楽祭のさしかえプログラムを発表した。

音楽祭は今年、創立100周年という記念の年。新型コロナウイルスの感染拡大で開催が危ぶまれていたが、先月25日になって催行を宣言。開幕を遅らせて8月1日に変更、会期を44日間から30日間に短縮しつつ、プログラムも小規模な公演に切り替えることを明らかにしている。

発表されたプログラムによると、上演されるオペラは、クリストフ・ワリコフスキ演出のリヒャルト・シュトラウス《エレクトラ》と、クリストフ・ロイ演出のモーツァルト《コジ・ファン・トゥッテ》の2作品。

《エレクトラ》は8月1日から24日にかけての上演。客席1,500強のフェルゼンライトシューレが会場で、聴衆700人を入れる。

指揮はフランツ・ウェルザー=メストで、ターニャ・アリアーネ・バウムガルトナー、アスミク・グリゴリアン、アウシュリネ・ストゥンディーテ、デレク・ウェルトンが出演する。

一方、《コジ・ファン・トゥッテ》は8月2日から18日にかけての上演。客席2,300の祝祭大劇場が会場で、1,000人の聴衆を入れる。

指揮はヨアナ・マルヴィッツ。エルザ・ドライジグ、マリアンヌ・クレバッサ、ボグダン・ヴォルコフ、アンドレ・シュエン、ヨハネス・マルティン・クレンツレが出演する。

ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団のコンサートに登場する指揮者は、アンドリス・ネルソンス、リッカルド・ムーティ、グスターボ・ドゥダメル、クリスティアン・ティーレマン。

オペラ以外にソーニャ・ヨンチェヴァ、アンナ・ネトレプコ、ファン・ディエゴ・フローレス、チェチーリア・バルトリらによる演奏会が行われることも明らかになった。

写真:Salzburger Festspiele


    もっと詳しく ▷


関連記事

  1. ロンドン発 〓 “ワーグナー指揮者”のアントニー・ニーガスにCBE、国王誕生記念叙勲で

  2. ワルシャワ発 〓 第19回「ショパン国際ピアノ・コンクール」が二次予選通過者を発表、日本勢は桑原、進藤、牛田の3人が三次予選に進出

  3. ナッシュヴィル発 〓 音楽顧問を務めていたレナード・スラトキンがナッシュヴィル響の音楽監督に

  4. ボーフム発 〓 ボーフム響の音楽総監督を務めるトンチエ・チュアンが任期満了の2025/2026シーズンで退任

  5. 訃報 〓 パヴレ・デシュパイ(87)クロアチアの指揮者

  6. ロンドン発 〓 「グラモフォン賞」に新設された「オーケストラ・オブ・ザ・イヤー」にシアトル交響楽団

  7. ヴェッセルビューレン発 〓 五嶋みどりに「ブラームス賞」

  8. サンフランシスコ発 〓 サンフランシスコ・オペラが2020/2021シーズンの公演ラインナップを発表

  9. ウィーン発 〓 国立バレエの芸術監督にアレッサンドラ・フェリ

  10. ザルツブルク発 〓 暴力事件で謹慎中のガーディナー、来夏のザルツブルク音楽祭で現場復帰か?

  11. ジュネーブ発 〓 ジュネーブ大劇場がモーツァルト《皇帝ティートの慈悲》の新作をライブ・ストリーミング

  12. ロサンゼルス発 〓 ドミンゴがロサンゼルス・オペラの総監督を辞任

  13. ベルリン発 〓 ベルリンのオペラ界、オーケストラ界が一致団結で予算削減計画の撤回求める嘆願書を提出

  14. ベルリン発 〓 バレンボイムが健康上の理由から、5月1日のベルリン・フィル「ヨーロッパ・コンサート」の指揮から降板

  15. ロンドン発 〓 英国の音楽家予約サイトの調査で「音楽を辞めることを考えている」64%

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。