アムステルダム発 〓 フランソワ=グザヴィエ・ロト、コンセルトヘボウのシェーンベルク生誕150年記念コンサートから外される

2024/07/17

オランダのホール「コンセルトヘボウ」が10月のシェーンベルク生誕150年記念コンサートの仕切り直しを発表した。元々の指揮者は5月末にセクシャル・ハラスメントで告発されたフランソワ=グザヴィエ・ロト(François-Xavier Roth)。演奏するロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団と相談した結果、ライアン・ウィッグルスワースの起用に変更した。

指揮する予定だったのは10月25日、27日のコンサート。管弦楽《映画の一場面のための伴奏音楽》、一幕物のオペラ《期待》、交響詩《ペレアスとメリザンド》という3作品を、演出家のピエール・アウディが作り出す映像空間の中で演奏するという企画で、ソプラノにはバーバラ・ハンニガンが起用されていた。しかし、ハンニガンがキャンセルしたことで、その代役をサラ・ヤクビアクが務める。

ロトはセクシャル・ハラスメントで告発された後、反省の弁を述べて指揮活動を休止中。6月に南西ドイツ放送交響楽団がいち早くシェーンベルク生誕150年記念コンサートからの降板を決め、7月に入って、ドイツ・ケルン市の音楽総監督を任期1年を残しての退任が決まった。ただ、今週になって南西ドイツ放送響は一転して、2024/2025シーズンから首席指揮者に迎えることを発表している。

写真:Les Siècles


関連記事

  1. ロンドン発 〓 アントニオ・パッパーノ、ロンドン交響楽団の首席指揮者へ

  2. リール発 〓 リール国立管の次期音楽監督にジョシュア・ワイラースタイン

  3. ロサンゼルス発 〓 第66回「グラミー賞」発表

  4. ア・コルーニャ発 〓 ガリシア響の次期首席指揮者にロベルト・ゴンサレス=モンハス

  5. ヘルシンキ発 〓 フィンランド国立オペラが新制作の《トゥーランドット》のストリーミング配信を開始

  6. 訃報 〓 ヴァンダ・ヴィウコミルスカ(89)ポーランドのヴァイオリニスト

  7. モスクワ発 〓 グネーシン音楽学校の教員とキーシン、トリフォノフら卒業生がプーチン支持のホフロフ校長に抗議声明

  8. ローマ発 〓 ローマ歌劇場が《エルナーニ》を無料ストリーミング

  9. 香港発 〓 ホンコン・アート・フェスティバルが中止を発表

  10. チューリッヒ発 〓 チューリッヒ歌劇場が音楽監督のジャナンドレア・ノセダとの契約を延長

  11. ベルリン発 〓 ドイツのオペラ雑誌「オペルンヴェルト」が「オブ・ザ・イヤー2023」を発表

  12. ボーンマス発 〓 ボーンマス響の次期首席指揮者にマーク・ウィッグルスワース

  13. ウィーン発 〓 国立歌劇場が3月第1週のストリーミングのラインナップを発表、新制作の《椿姫》もライブで

  14. ロンドン発 〓 グラインドボーン音楽祭がストリーミング配信のための有料プラットホーム起ち上げ、名付けて「グラインドボーン・アンコール」

  15. ベルリン発 〓 ベルリン・フィルに初の女性コンサートマスター、第1ヴァイオリンのヴィネタ・サレイカ=フォルクナーが昇格

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。