ドイツのボーフム交響楽団(Bochumer Symphoniker)の音楽総監督の退任を発表した。退任するのは2021年からその任にある台湾出身の指揮者トンチエ・チュアン(TungChieh Chuang・莊東杰)で、2025/2026シーズンが最後のシーズンとなる。
チュアンは42歳。音楽一家に生まれ、台湾でホルンとピアノを学び、米国フィラデルフィアのカーティス音楽院、ドイツのワイマール・フランツ・リスト音楽大学で学んだ。コペンハーゲンで行われている「マルコ国際指揮者コンクール」で2015年に優勝している。
ボーフムはドイツ西部ルール工業地帯を構成する都市で、エッセンとドルトムントとのほぼ中間に位置する。かつては炭鉱と鉄鋼の町で、オペルの企業城下町としても知られた。また、地元サッカークラブ「VfLボーフム」には元日本代表の小野伸二や乾貴士が在籍していた。
ボーフム発 〓 ボーフム響の音楽総監督を務めるトンチエ・チュアンが任期満了の2025/2026シーズンで退任
2024/07/18
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