5月18日からフィンランドの首都ヘルシンキで行われていた第13回「シベリウス国際ヴァイオリン・コンクール」で29日、韓国のスーイエ・パク(Sueye Park)が優勝した。第2位に日本の吉田南(Minami Yoshida)、米国のクレア・ウェルズ(Claire Wells)が第3位に入賞した。
25歳のパクは9歳からベルリンのハンス・アイスラー音楽大学で名ヴァイオリニストのウルフ・ヴァリーンに師事。ソリストとして、さまざまなオーケストラと共演を重ねている。また、16歳で録音、デビュー・アルバムとなったパガニーニ《24のカプリース》はじめ、BISレーベルから数タイトルのアルバムをリリースしている。
コンクールは1965年の創設。若いヴァイオリニストのための登竜門として知られ、世界で最も権威のあるコンクールの一つ。2020年に開催されるはずだった第12回はコロナ禍で2022年に開催されている。
第13回は以前の予定に戻り、2025年の開催となり、審査委員長は指揮者のヨーン・ストルゴーズ。世界各国から218人が応募、書類とビデオ審査を経て45名が本選に出場している。
写真:International Jean Sibelius Violin Competition
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ヘルシンキ発 〓 第13回「シベリウス国際ヴァイオリン・コンクール」で韓国のスーイエ・パクが優勝、日本の吉田南が第2位に

2025/05/31
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