ロンドン発 〓 ソンドラ・ラドヴァノフスキーがロイヤル・オペラの日本ツアーへの出演をキャンセル

2024/06/20

ソプラノ歌手のソンドラ・ラドヴァノフスキー(Sondra Radvanovsky)が英国のロイヤル・オペラの日本ツアーへの出演をキャンセルした。ラドヴァノフスキーは6月23日から上演が始まるプッチーニ《トゥーランドット》に出演する予定だったが、副鼻腔炎と重度の中耳炎で来日できなくなったという。

代役に立つのは、チュニジア・ビゼルタ出身のマイダ・フンデリング(Maida Hundeling)。ドイツ・アイゼナハ州立劇場のソリストを経て、世界各地の劇場に出演を重ねており、ロイヤル・オペラには2018年にワーグナー《ワルキューレ》のヘルムヴィーゲ、2022年にワーグナー《ローエングリン》のエルザ役で出演している。

写真:Maida Hundeling


  もっと詳しく ▷


関連記事

  1. ハノーファー発 〓 アンドルー・マンゼが北ドイツ放送フィルハーモニー管弦楽団との契約を更改

  2. 訃報 〓 ナイジェル・ロジャース(86)英国のテノール歌手

  3. ウィーン発 〓 指揮者のベルトラン・ド・ビリーが国立歌劇場の名誉会員に

  4. ミュンヘン発 〓 ミュンヘン響の次期音楽監督にジョセフ・バスティアン

  5. ベルゲン発 〓 ベルゲン・フィルの首席客演指揮者にマーク・エルダー

  6. テルアビブ発 〓 イスラエル・フィルが首席指揮者のラハフ・シャニとの契約を延長

  7. 訃報 〓 マリア・ユーイング(71)アメリカのメゾ・ソプラノ歌手

  8. ウォームズリー発 〓 ガーシントン・オペラが2023年の公演ラインナップを発表

  9. ザルツブルク発 〓 夏の音楽祭の開幕は8月1日、規模は大幅縮小

  10. ロンドン発 〓 ジョシュア・ベルがアカデミー室内管との契約を延長

  11. ボストン発 〓 アンドリス・ネルソンスが1月、手兵のボストン響と2週間でベートーヴェン交響曲全曲演奏

  12. ハノーファー発 〓 州立オペラが新制作の《フィガロの結婚》を1月20日からストリーミング配信

  13. ケベック発 〓 空席だったケベック響の音楽監督にクレメンス・シュルト

  14. 訃報 〓 ラファエル・ロハス(59)メキシコ出身のテノール歌手

  15. ポートランド発 〓 オレゴン響も楽団員と指揮者全員をレイオフ

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。