ミュンヘン発 〓 BR-KLASSIKが話題のドキュメンタリーを再掲載、ネトレプコ、ビリャソンの《椿姫》の舞台裏

2020/10/21

バイエルン放送(Bayerischer Rundfunk)が展開する「BR-KLASSIK」が話題のドキュメンタリー映像をホームページに復活させた。復活させたのは、2005年のザルツブルク音楽祭で上演されたヴェルディ《椿姫》のドキュメンタリー。

この時の公演はソプラノのアンナ・ネトレプコ、テノールのロランド・ビリャソンというスター歌手が共演したことで空前の話題を呼び、その成功がネトレプコをトップスターの座に押し上げ、ビリャソンが演出を手掛けるきっかけになったことで知られる。

演出はヴィリー・デッカーで、あれこれ振りを付けの指示を飛ばす姿が印象的。体当たりの演技で絡む二人はもちろん、世紀の公演に向けた関係者たちの想い、現場の熱気がヒシヒシと伝わってくる一作。

写真:Salzburger Festspiele / Klaus Lefebvre


    ドキュメンタリー映像へ ▷





関連記事

  1. ロンドン発 〓 カリーナ・カネラキスがロンドン・フィルの首席客演指揮者に

  2. マドリード発 〓 テアトロ・レアルの新シーズンはヴェルディ《仮面舞踏会》で開幕

  3. コペンハーゲン発 〓 コペンハーゲン・フィルの次期首席指揮者にクリストフ・ゲッショルト、上岡敏之の後任

  4. ケルン発 〓 ケルン放送管の首席指揮者にフランク・ストローベル

  5. ニューヨーク発 〓 メトロポリタン歌劇場が“Nightly Met Opera Streams”の第9週のラインナップ発表

  6. ウィーン発 〓 国立歌劇場が2022年の「オーパンバル」開催を憂慮、新型コロナウイルスの感染再拡大受けて

  7. ドレスデン発 〓 ザクセン州政府がティーレマンと契約延長せず、シュターツカペレ・ドレスデンの首席指揮者は2024年まで

  8. ペーザロ発 〓 ロッシーニ・オペラ・フェスティバルは開催

  9. ニューヨーク発 〓 メトロポリタン歌劇場が“Nightly Met Opera Streams”第7週のラインナップ発表

  10. ドレスデン発 〓 マレク・ヤノフスキがコンサート形式による新しい“リング・チクルス”、手兵のドレスデン・フィルと

  11. トリノ発 〓 テアトロ・レッジョのトップ3が相次いで辞任

  12. ブリュッセル発 〓 エリザベート王妃国際音楽コンクールは開催へ

  13. ミラノ発 〓 スカラ座が音楽監督のリッカルド・シャイーとの契約を延長

  14. パリ発 〓 パリ国立オペラが2021/2022シーズンの公演ラインナップを発表

  15. 東京発 〓 2020年度の分配額が過去最高の1206億円、日本音楽著作権協会

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。