ザクセン州立歌劇場管弦楽団(ドレスデン・シュターツカペレ=Staatskapelle Dresden)が7日、2023/2024シーズンで首席指揮者を退任するクリスティアン・ティーレマン(Christian Thielemann)を名誉指揮者に任命した。授賞式はお別れコンサート初日の7日の演奏後に行われた。
ティーレマンが首席指揮者に就任したのは2012/2013シーズン。2013年から10年にわたってオーケストラとザルツブルク復活祭音楽祭を支えた。2024/2025シーズンから、ベルリン州立オペラの音楽総監督に就任。オーケストラはその後任にダニエレ・ガッティを迎える。
オーケストラが名誉指揮者の称号を贈るのは、ティーレマンで三人目。史上初の名誉指揮者の称号は1990年にコリン・デイヴィスに、2016年には1975年から1985年にかけて首席指揮者を務めたヘルベルト・ブロムシュテットに授与されている。7日、8日、9日のお別れコンサートで、ティーレマンはマーラーの交響曲第8番を指揮している。
写真:Staatskapelle Dresden / Matthias Creutziger
ドレスデン発 〓 ドレスデン・シュターツカペレが首席指揮者を退任するクリスティアン・ティーレマンに名誉指揮者の称号
2024/07/08
【最終更新日】2024/07/12
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