シカゴ交響楽団(Chicago Symphony Orchestra)が5日夜のコンサートの中止を発表した。指揮者のリッカルド・ムーティに新型コロナ・ウイルスの陽性反応が出たことを受けて。ムーティは3月31日、4月1日、5日と、メゾ・ソプラノのエリーナ・ガランチャを迎えた演奏会を指揮することになっていた。
発表によると、ムーティは毎日検査を受けており、5日になって陽性反応が出た。この後、7日、8日、9日、12日にピアノのレイフ・オヴェ・アンスネスを迎える演奏会を指揮する予定だった。オーケストラは7日までに代役を探し、残りの公演は予定通り演奏会を行うという。
オーケストラによると、ムーティの症状は軽く、特別な治療は受けていないという。CDC(アメリカ疾病予防管理センター)のガイドラインでは、12日まで待たず、他の活動を再開できる。ムーティは「できるだけ早く復帰し、再びシカゴで市民と音楽を共有することを楽しみにしています」と話しているとか。
写真:Chicago Symphony Orchestra
シカゴ発 〓 シカゴ響がコンサートを中止、ムーティに陽性反応
2022/04/05
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