ドイツ・ドレスデンの聖母教会は、2022年から空席となっていたオルガン奏者に27歳のニクラス・ヤーン(Niklas Jahn)を迎えると発表した。29人いた応募者の中で最年少の一人で、新しい教会年度の始まりである12月1日に着任する。
ヤーンはヘッセン州フルダの出身。マインツとフライブルクの音楽アカデミーで教会音楽、オルガン即興、聖歌隊指揮を学び、ザールブリュッケンのザール音楽大学でオルガン文献演奏と典礼オルガン演奏の講師を務めている。
聖母教会はザクセン選帝侯フリードリヒ・アウグスト1世治世下の1726年から建設に着手、福音主義教会(ルター派)の大聖堂として1743年に落成した。第二次世界大戦中、1945年のドレスデン爆撃の翌日に崩壊した。東ドイツ時代末期の1985年になって修復が始まり、2005年に再建が完了した。
写真:Frauenkirche Dresden
ドレスデン発 〓 空席だった聖母教会オルガン奏者に27歳のニクラス・ヤーン
2024/06/21
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