ボーンマス交響楽団(Bournemouth Symphony Orchestra)が首席客演指揮者にマーク・ウィッグルスワース(Mark Wigglesworth)に迎えると発表した。首席客演指揮者のポストは1995年にリチャード・ヒコックスが辞任してから空席になっていた。
ウィッグルスワースは1964年、英国サセックス州の生まれの56歳。王立音楽アカデミーなどで学び、1989年の「キリル・コンドラシン国際指揮者コンクール」で優勝した後、さまざまなオーケストラに客演を続け、2015/2016シーズンの1シーズン、イングリッシュ・ナショナル・オペラの音楽監督を務めている。
ボーンマス交響楽団は1893年、英国南部の都市ボーンマスで設立されたオーケストラ。2006年からは近接するプールに本拠地を移して活動している。首席指揮者は2008年から、マリン・オールソップの後を受けたウクライナの指揮者キリル・カラビッツが務めている。
写真:Pražské jaro / Michal Vencl
ボーンマス発 〓 ボーンマス響の首席客演指揮者にマーク・ウィッグルスワース
2021/11/11
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