シカゴ交響楽団(Chicago Symphony Orchestra)が5月後半に5都市で8公演を行うヨーロッパ・ツアーを実施すると発表した。同行するのはヤープ・ヴァン・ズヴェーデンで、シカゴ響とは初の海外ツアーとなる。
発表によると、ツアーはアムステルダムからスタート。名門ホール「コンセルトヘボウ」主宰の「マーラー・フェスティバル2025」に出演し、5月14日に交響曲第6番、15日に交響曲第7番を演奏する。シカゴ響は1921年4月、第2代の音楽監督フレデリック・ストックの指揮で第7番の米国初演を行っている。その後、ハンブルク、ドレスデン、プラハ、ポーランドのヴロツワフを回る。
ズヴェーデンはアムステルダム生まれの63歳。2018年からニューヨーク・フィルハーモニー管弦楽団の、2012年から香港フィルハーモニー管弦楽団の音楽監督を務めていたが、ともに2023/2024シーズンで退任した。
その後、2024年からソウル・フィルハーモニー管弦楽団の音楽監督に務めており、2026/2027シーズンからフランス放送フィルハーモニー管弦楽団の音楽監督に就任することが決まっている。
写真:New York Philharmonic / Roger Neve
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シカゴ発 〓 シカゴ響がヤープ・ファン・ズヴェーデンに率いられてヨーロッパ・ツアー

2025/02/19
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