ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団が、ダニエレ・ガッティの電撃解任で空席になっていた11月前半の北欧ツアーの指揮者を発表した。
代役に立つのは、フィリップ・ヘレヴェッヘ(ビリニュス、リガ、ヘルシンキ)と、ディーマ・スロボデニューク(タリン、エーテボリ、コペンハーゲン)の二人。
ヘレヴェッヘは24年もロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団に客演している常連で、11月後半の本拠地でのコンサート、直後のルクセンブルク、ザグレブのコンサートも指揮する。スロボデニュークは元々、2019年4月のコンサートでロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団にデビューする予定だった。
ディーマ・スロボデニューク(Dima Slobodeniouk)は1975年、モスクワ生まれ。幼いころからヴァイオリンを学び、17歳でフィンランドに移住。その後、指揮の勉強を始め、シベリウス音楽院でヨルマ・パヌラ、レイフ・セーゲルスタムたちに師事した。
その後、さまざまなオーケストラを指揮。2012年からは、スペイン北西部の大西洋に面した港湾都市ア・コルーニャを本拠地とするガリシア交響楽団の首席指揮者。2016年からはラハティ交響楽団の首席指揮者も兼任している。今年2月にはベルリン・フィルハーモニー管弦楽団にデビューしている。
Lahti Symphony Orchestra / Marco Borggreve
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アムステルダム発 〓 北欧ツアーの代役でディーマ・スロボデニュークがロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団デビュー
2018/09/20
【最終更新日】2022/10/07
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