15日からスタートするベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(Berliner Philharmoniker)の米国ツアーで、ソリストに予定されていたヒラリー・ハーン(Hilary Hahn)が出演をキャンセルした。ハーンはコルンゴルドのヴァイオリン協奏曲を弾く予定だった。ベンジャミン・ベイルマンとヴィルデ・フラングが代役を務めるという。
ベルリン・フィルの米国ツアーは1955年に最初のツアーが行われ、キリル・ペトレンコに率いられる今回で25回目となる。14日間でワシントン、ニューヨーク、ボストン、アナーバー、シカゴの5都市を周り、8回のコンサートを行う。
ハーンは降板について、神経が圧迫された状態から回復するために数か月間苦闘していると説明。「残念ながら、完治には時間がかかります。将来にわたって演奏を続けていくためには、それを尊重しなければなりません。この間、皆様からいただいたご支援に深く感謝いたします」とのコメントを発表している。
写真:Hilary Hahn
ベルリン発 〓 ヴァイオリンのヒラリー・ハーンがベルリン・フィルの米国ツアーから降板
2024/11/15
【最終更新日】2024/11/16
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