アキレス腱の手術で活動を休止していたクリスティアン・ティーレマン(Christian Thielemann)が8日、ウィーン国立歌劇場でプフィッツナーのオペラ《パレストリーナ》を指揮して現場復帰した。
ティーレマンは10月初めに最初の手術を受け、ミラノ・スカラ座で10月末から上演が始まった新しいワーグナー《ニーベルングの指環》4部作の指揮を降板。さらに再手術のため、チェコ・ブルノのヤナーチェク音楽祭などへの客演をキャンセルするなど、予想よりも長い休みを余儀なくされていた。
ティーレマンにとって《パレストリーナ》は、1997年に英国のロイヤル・オペラ・デビュー時に指揮したお気に入り。指揮するのはヘルベルト・ヴェルニッケ演出のプロダクションで、歌手陣はマイケル・スパイレス、ギュンター・グロイスベック、ヴォルフガング・コッホ、ミヒャエル・ナジ、アドリアン・エロードらが起用されている。
写真:Wiener Staatsoper / Michael Pöhn
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ウィーン発 〓 ティーレマンが国立歌劇場でプフィッツナーの《パレストリーナ》を指揮して現場復帰
2024/12/09
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