長いキャリアを誇る巨匠リッカルド・ムーティ(Riccardo Muti)が3月11日、トリノ歌劇場にデビューした。娘のキアラ・ムーティ演出のモーツァルト《コジ・ファン・トゥッテ》を指揮したが、ストリーミング配信のための無観客上演という変則デビューとなった。
キアラ・ムーティの《コジ・ファン・トゥッテ》は、2018年にナポリのサン・カルロ劇場で初演されたプロダクションで、2020年にはウィーン国立歌劇場でも上演されている。ストリーミングが11日から劇場の公式サイトで始まった。
歌手陣はフィオルディリージにエレオノーラ・ブラット、ドラベッラにパオラ・ ガルディーナ、グリエルモにアレッサンドロ・ルオンゴ、フェルランドにジョヴァンニ・サラ、デスピーナにフランチェスカ・ディ・サウロ、デスピーナにマルコ・フィリッポ・ロマーノという顔ぶれ。
写真:Teatro Regio Torino / Silvia Lelli
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トリノ発 〓 リッカルド・ムーティがストリーミングのための《コジ・ファン・トゥッテ》を指揮してトリノ歌劇場にデビュー
2021/03/12
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