ロサンゼルス・フィルハーモニー管弦楽団(Los Angeles Philharmonic)が2021年6月9日まで、本拠地のウォルトディズニー・コンサートホールで予定されていたすべてのコンサートをキャンセルすると発表した。新型コロナウイルスの感染拡大がやまないため。
米国のクラシック音楽界では、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、メトロポリタン歌劇場、ボストン交響楽団、ニューヨーク・フィルハーモニー管弦楽団が2020/2021シーズンすべてのキャンセルを既に発表している。団体の創設以来初のシーズン全体のキャンセルを余儀なくされている状況。
米国のジョンズ・ホプキンス大学の集計によると、米国の感染者は日本時間17日未明に800万人を突破した。死亡者は21万8000人。米国の1日当たりの感染者数は7月下旬をピークに減少に転じたが、10月に入って再び上昇に転じ、直近では5~6万人台で推移している。
写真:Los Angeles Philharmonic
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ロサンゼルス発 〓 ロサンゼルス・フィルが2020/2021シーズンのキャンセルを発表、新型コロナウイルスの感染拡大で
2020/10/21
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