マドリード州立管弦楽団(Orquesta y Corode la Comunidad de Madrid)が次期芸術監督にメキシコの指揮者アロンドラ・デ・ラ・パーラ(Alondra de la Parra)を迎えると発表した。2021/2022シーズンからその任にあるポーランドの指揮者マルゼナ・ディアクン(Marzena Diakun)の後任で、終身指揮にも就任する。
任期は2024/2025シーズンから。パラは1980年、ニューヨーク生まれの43歳。2歳の時に両親とメキシコに移住、7歳でピアノを、13歳でチェロを始め、19歳で奨学金を得てマンハッタン音楽院に留学した。
指揮者としてデビューした後は、2004年にアメリカス・フィルハーモニック管弦楽団を創設、メキシコ領カリブ海で毎年開催されるPAAX GNPフェスティバルの創設者兼指揮者を務めている。2016年からオーストラリアのクイーンズランド交響楽団の音楽監督を務め(-2019)、2022年からはミラノ交響楽団の客演指揮者を務めている
写真:Isabel Permuy
マドリード発 〓 州立管の次期芸術監督にアロンドラ・デ・ラ・パーラ
2024/02/01
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