ミュンヘン発 〓 バイエルン放送響が首席指揮者にラトル

2021/01/11

ロンドン交響楽団(London Symphony Orchestra)は11日、音楽監督のサイモン・ラトル(Simon Rattle)との契約を延長したことを明らかにした。ラトルは2017年から音楽監督を務めており、契約延長で任期は2023年まで伸びる。

一方、ミュンヘンを本拠地とするバイエルン放送交響楽団(Symphonieorchester des Bayerischen Rundfunks)も11日、首席指揮者にラトルを迎えると発表した。3日に契約したという。任期は2023/2024シーズンから5年。

バイエルン放送響の首席指揮者は2003年からその任にあったマリス・ヤンソンス(Mariss Jansons)が在職中の2019年に急逝した後、空席になっていた。ラトルはロンドン響の音楽監督を退任後、終身名誉指揮者に就任することも併せて発表されている。

写真:Berliner Philharmoniker


    もっと詳しく ▷


関連記事

  1. ベルファスト発 〓 ダニエレ・ルスティオーニが任期満了でアルスター管の首席指揮者を退任

  2. ベルリン発 〓 ダニエル・スタブラヴァの退団を発表、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団

  3. ラハティ発 〓 ダリア・スタセヴスカがラハティ響の首席指揮者に

  4. ニューヨーク発 〓 ニューヨーク・フィルがネット上で「マーラー・デジタル・フェスティバル」

  5. パリ発 〓 アンサンブル・アンテルコンタンポランの次期音楽監督にピエール・ブリューズ

  6. モスクワ発 〓 ボリショイ劇場が過去の公演をYouTubeで配信

  7. ミュンヘン発 〓 バイエルン州立バレエ団が空席の監督にローラン・イレール

  8. チューリッヒ発 〓 チューリッヒ歌劇場が音楽監督のジャナンドレア・ノセダとの契約を延長

  9. ウィーン発 〓 国立歌劇場が代役を確保できず、アリベルト・ライマンの《メデア》の再演を断念

  10. ベルリン発 〓 ドイツの7つコンサートホールがキーウ響支援のためのドイツ演奏ツアー

  11. 訃報 〓 ウィリアム・ベネット(85)英国のフルート奏者

  12. ブカレスト発 〓 国立歌劇場が新シーズンの開幕を延期、新型コロナウイルスの感染急拡大で

  13. ミュンヘン発 〓 ミュンヘン市長がゲルギエフを解職

  14. ベルゲン発 〓 ベルゲン・フィルがオンライン音楽祭「ウィンターメッツォ」をスタート

  15. ウィーン発 〓 バレンボイムが体調崩してウィーン・フィルのコンサートをキャンセル、指揮の代役はコンサート・マスターのフォルクハルト・シュトイデ

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。