ドイツのバイロイト音楽祭(Bayreuther Festspiele)がこの夏の新制作、ワーグナー《パルジファル》の歌手交代を発表した。クンドリー役に予定されていたエカテリーナ・セメンチュクが降板、代わってエカテリーナ・グバノヴァ、エリーナ・ガランチャが出演する。
新制作の《パルジファル》は今年の音楽祭に最初に登場する作品で、ジェイ・シャイブが手掛ける3D映像を駆使した演出が話題を集めており、ジョセフ・カレヤ、デレク・ウェルトン、トビアス・ケーラー、ゲオルク・ツェッペンフェルトらとの共演。指揮は音楽祭デビューとなるパブロ・エラス=カサド。
ガランチャも音楽祭デビューで、7月30日、8月12日の公演に出演する。一方、グバノヴァは8月15日、19日、23日、27日に出演。音楽祭に出演を重ねてきたグバノヴァは最近、ウィーン国立歌劇場でロール・デビューしている。
写真:Sarah Katharina
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