バイロイト音楽祭(Bayreuther Festspiele)が来年の音楽祭の概要を発表した。それによると、新制作は《さまよえるオランダ人》のみ。それ以外に《ニュルンベルクのマイスタージンガー》と《タンホイザー》、それに《ワルキューレ》が上演される。
ただ、新型コロナウイルス対策として、合唱団の共演はなく、別室で歌われてホールに送り届けられることになるという。
来年の《さまよえるオランダ人》はオクサーナ・リーニフ(Oksana Lyniv)が音楽祭史上初の女性指揮者として登場することで話題を集める。演出はドミトリー・チャルニャコフ(Dmitri Tcherniakov)。
音楽祭は今年2020年から、新制作の《ニーベルングの指環》の上演が始まる予定だったが、新型コロナウイルスの感染拡大で音楽祭の開催が中止されたことを受け、1年延期ではなく、2022年からのスタートに変更された。
写真:Bayreuther Festspiele
バイロイト音楽祭 〓 来年の音楽祭の概要を発表
2020/12/14
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