ドイツ・ケルンのWDR交響楽団(WDR Sinfonieorchester Köln)が2019年から首席指揮者を務めているクリスティアン・マチェラル(Cristian Macelaru)との契約を延長した。今後は2025/2026シーズン終了まで、アーティスティック・パートナーを務めることになるという。
マチェラルは1980年、ルーマニア・ティミショアラ生まれの43歳。米国で音楽教育を受け、ヴァイオリニストとして音楽活動をスタート。マイアミ交響楽団の最年少コンサートマスターとして活動した後、マイアミ大学、ライス大学で学び、タングルウッド音楽祭、アスペン音楽祭で研鑽を積んだ。
その後、指揮者に転身。2010年にヒューストン・グランド・オペラでプッチーニ《蝶々夫人》を指揮してデビューした。その後は著名なオーケストラに客演。現在はボンを拠点に活動しており、2020/2021シーズンからはフランス国立管弦楽団の音楽監督も務めている。
写真:Adriane White
ケルン発 〓 WDR響が首席指揮者のクリスティアン・マチェラルとの契約を延長
2023/10/13
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