チェコ・フィルハーモニー管弦楽団(Česká filharmonie)が次期音楽監督にヤクブ・フルシャ(Jakub Hrůša)を迎えると発表した。フルシャは現在、オーケストラの首席客演指揮者を務めており、音楽監督の任期は2028/2029シーズンから。2017/2018シーズンからその任にあるセミヨン・ビシュコフの後任。
フルシャはチェコ・ブルノ生まれの43歳。プラハ音楽院でイルジー・ビエロフラーヴェク、ラドミル・エリシュカらに指揮を学び、2008年からビエロフラーヴェクが設立、音楽監督・首席指揮者を務めていたプラハ・フィルハーモニアの後任に抜擢され、2010年には音楽祭「プラハの春」のオープニング・コンサートの指揮者を最年少で務めた。
2016/2017シーズンにはドイツのバンベルク交響楽団の首席指揮者・音楽監督に就任、2028/2029シーズン終了まで任期を残す。また、2025/2026シーズンからは英国のロイヤル・オペラの第7代音楽監督に就任することが決まっている。
写真:Česká filharmonie
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プラハ発 〓 ヤクブ・フルシャがセミヨン・ビシュコフの後任として、2028/2029シーズンからがチェコ・フィルの音楽監督に

2025/07/01
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