シュトゥットガルト発 〓 クルレンツィスが南西ドイツ放送響との契約を延長

2021/09/16

ギリシャの指揮者テオドール・クルレンツィス(Teodor Currentzis)が首席指揮者を務める南西ドイツ放送交響楽団(SWR Symphonieorchesters)との契約を延長した。2018/2019シーズンからその任にあり、契約更改で任期はさらに3年、2023/2024シーズン終了まで延びる。

自ら創設したオーケストラ「ムジカエテルナ」を率いて、楽壇の風雲児として話題を集めるクルレンツィスはギリシャの首都アテネ生まれの49歳。地元で音楽教育を受けた後、1994年からロシアのサンクトペテルブルク音楽院に留学。そこで名教師イリヤ・ムーシンから指揮法を学んだ。

南西ドイツ放送交響楽団は2016年、南西ドイツ放送傘下のシュトゥットガルト放送交響楽団とバーデン=バーデン・フライブルクSWR交響楽団を統廃合して誕生したオーケストラ。

写真:SWR Symphonieorchester


    もっと詳しく ▷


関連記事

  1. パリ発 〓 国立オペラのリスナー総裁が新制作のキャンセルに言及、長引くストライキの影響で

  2. ヒューストン発 〓 ヒューストン響が音楽監督のユライ・ヴァルチュハとの契約を延長

  3. バイロイト発 〓 リヒャルト・ワーグナー記念館が《さまよえるオランダ人》の直筆楽譜を初公開

  4. クリーブランド発 〓 癌治療中のウェルザー=メストが1月からクリーブランド管の指揮台に

  5. 訃報 〓 伊藤京子(94)日本のソプラノ歌手

  6. ミラノ発 〓 スカラ座は7日の新シーズン開幕に向けて準備万端、ネトレプコも肩の手術から現場復帰

  7. エッセン発 〓 ドイツの老舗音楽月刊誌「フォノ・フォルム」廃刊へ

  8. ライプチヒ発 〓 中部ドイツ放送響の首席指揮者にデニス・ラッセル・デイヴィス

  9. ドレスデン発 〓 ザクセン州立歌劇場が2021/2022シーズンの公演ラインナップを発表

  10. ブダペスト発 〓 イヴァン・フィッシャー率いるブダペスト祝祭管がハンガリー空軍の輸送機でブリュッセルへ

  11. ブレーメン発 〓 バレンボイム、久方ぶりに指揮台に復帰

  12. セビリア発 〓 セビリア王立交響楽団の次期芸術監督にマルク・スーストロ

  13. ルクセンブルク発 〓 指揮者のグスターボ・ヒメノがルクセンブルク・フィルとの契約を延長

  14. ハンブルク発 〓 フィンランドの俊英タルモ・ペルトコスキが老舗レーベル「ドイツ・グラモフォン」と契約

  15. ベルリン発 〓 作曲家のジョン・ウィリアムズが指揮者として今度はベルリン・フィルにデビュー

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。