ベルリン発 〓 レコード賞「オーパス・クラシック」授賞式がコンツェルトハウスで

2023/10/14

ドイツのレコード賞「オーパス・クラシック=OPUS KLASSIK」の授賞式が10日、ベルリンのコンツェルトハウスで行われた。賞はかつて“ドイツのグラミー賞”とされた「エコー賞」の後身で、その年に優秀な録音を残した音楽家やレコード製作者を表彰している。主な受賞者は以下の通り。

[最優秀女声歌手]
 アスミク・グリゴリアン

[最優秀男声歌手]
 ヤクブ・ヨゼフ・オルリンスキ

[最優秀器楽奏者]
 アンネ=ゾフィー・ムター(ヴァイオリン)
 ヴィキングル・オラフソン(ピアノ)
 マルティナス・レヴィキス(作曲)


[最優秀指揮者]
 ヤクブ・フルシャ

[特別功労賞]
 ヘルベルト・ブロムシュテット

[若手アーティスト賞]
 ジョナサン・テテルマン(テノール)
 ジュリア・ブロック(ソプラノ)
 ブリュノ・ドルプレール(チェロ)
 マックス・フォルバース(リコーダー)
 藤田真央(ピアノ)
 タルモ・ペルトコスキ(指揮)


[アンサンブル・オーケストラ]
 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団:クリスティアン・ティーレマン指揮のブルックナーの交響曲第9番の録音で
 ザクセン管楽フィルハーモニー:アルバム「ラ・ヴァルス」の録音で


[交響曲録音]
 ヴィルヘルム・ペテルセン:交響曲第3番=コンスタンティン・トリンクス指揮のhr交響楽団
 スティーヴ・ライヒ:《ランナー》、アンサンブルと管弦楽のための音楽=スザンナ・マルッキ指揮のロサンゼルス・フィルハーモニー管弦楽団


[オペラ録音]
 ウェーバー:歌劇《魔弾の射手》=ルネ・ヤーコプス指揮のフライブルク・バロック・オーケストラ

写真:Opus Klassik / Mo Wüstenhagen


  もっと詳しく ▷


関連記事

  1. ベルリン発 〓 ベルリン・シュターツカペレが創立450年

  2. ブリュッセル発 〓 モネ劇場の新しい《ニーベルングの指環》全4部作上演で演出家が交代、ロメオ・カステルッチからピエール・アウディへ

  3. コペンハーゲン発 〓 デンマークも劇場閉鎖

  4. ワシントン発 〓 ジャナンドレア・ノセダがナショナル交響楽団との契約を延長

  5. ブダペスト発 〓 イヴァン・フィッシャー率いるブダペスト祝祭管がハンガリー空軍の輸送機でブリュッセルへ

  6. アントワープ発 〓 アントワープ響の首席指揮者エリム・チャンが2023/2024シーズンをもって退任

  7. レーゲンスブルク発 〓 市立劇場の座付きオーケストラ、レーゲンスブルク・フィルハーモニックの次期音楽総監督兼首席指揮者にステファン・ヴェセルカ

  8. リール発 〓 リール国立管の次期音楽監督にジョシュア・ワイラースタイン

  9. シュトゥットガルト発 〓 クルレンツィスが南西ドイツ放送響との契約を延長

  10. ザルツブルク音楽祭 〓 ハンガリーのガボール・カリ、第9回「ネスレ&ザルツブルク音楽祭青年指揮者コンクール」で優勝

  11. バイロイト発 〓 バイロイト音楽祭がジョン・ルンドグレンの降板を発表

  12. オークランド発 〓 「ASBシアター」が「キリ・テ・カナワ劇場」に改名

  13. ニューヨーク発 〓 メトロポリタン歌劇場が2019/2020シーズンの残りの公演をすべてキャンセル

  14. ベルリン発 〓 ティーレマンがベルリン州立オペラの音楽総監督に、バレンボイムの後任

  15. ウィーン発 〓 指揮者のフランツ・ヴェルザー=メストがウィーン・フィルの名誉会員に

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。