カトヴィツェ発 〓 マリン・オールソップがポーランド国立放送カトヴィツェ響の芸術監督兼首席指揮者に

2023/06/05

ポーランド国立放送カトヴィツェ交響楽団(Narodowa Orkiestra Symfoniczna Polskiego Radia w Katowicach)が芸術監督兼首席指揮者にマリン・オールソップ(Marin Alsop)を迎えると発表した。2019/2020シーズンからその任にあるローレンス・フォスターの後任で、任期はこの9月から。

オールソップは1956年、ニューヨーク生まれの66歳。2005年から2021年までボルティモア交響楽団の音楽監督を務め、米国のメジャー・オーケストラの音楽監督を務めた初の女性指揮者で、2019/2020シーズンからウィーン放送交響楽団の首席指揮者を務めている。また、2023/2024シーズンから3シーズン、ロンドンを拠点とするフィルハーモニア管弦楽団の首席客演指揮者を務める。

カトヴィツェ響は1935年にワルシャワで設立されたが、第二次世界大戦で活動停止を余儀なくされ、1945年に南部の都市カトヴィツェで再結成された。オールソップは昨年9月、23年ぶり6度目の日本ツアーに帯同するなど、この2年間でその指揮台に15回も上がり、関係を深めていた。

オールソップは就任に当たり、「ペンデレツキの演奏機会の少ない《ブラック・マスク》をはじめ、グラジナ・バツェヴィチやアガタ・ズベルのような素晴らしい作曲家の音楽を録音することを楽しみにしている」と述べている。

写真:Aspen Institute / Mariana Garcia


  もっと詳しく ▷


関連記事

  1. ウィーン発 〓 演出家のマルティン・クシェイがブルク劇場の芸術監督を退任

  2. ローマ発 〓 ダニエル・ハーディングがサンタ・チェチーリア国立アカデミー管の音楽監督に、パッパーノの後任

  3. ロンドン発 〓 英国のロイヤル・オペラが2021/2022シーズンの公演ラインナップを発表

  4. ニュルンベルク発 〓 州立劇場がヨアナ・マルヴィッツに史上初の「名誉指揮者」の称号

  5. ライプツィヒ発 〓 2026年の「バッハ・メダル」はスイス・ザンクト・ガレンのJ.S.バッハ財団に

  6. カールスルーエ発 〓 バーデン州立劇場が音楽総監督のゲオルク・フリッチュとの契約を延長

  7. ローマ発 〓 ローマ歌劇場が2021/2022シーズンの公演ラインナップを発表

  8. 東京発 〓 来日したエーテボリ響の公演中止、そのまま帰国へ

  9. パリ発 〓 パリ管弦楽団の首席客演指揮者にスペインの指揮者ロベルト・ゴンサレス=モンハス

  10. ブレゲンツ発 〓 ブレゲンツ音楽祭は2028年と2029年に《さまよえるオランダ人》、演出はリディア・スタイアー

  11. マドリッド発 〓 テアトロ・レアルが公演をキャンセル、なんと積雪で

  12. 東京発 〓 第33回「高松宮殿下記念世界文化賞」、音楽部門はピアノのクリスチャン・ツィメルマン

  13. 訃報 〓 ペーター・ザイフェルト(71)ドイツのテノール歌手

  14. サンフランシスコ発 〓 カーテンコールでプロポーズ、結果は大成功!

  15. ドレスデン発 〓 ティーレマンがカール・マリア・フォン・ウェーバー音楽大学の名誉教授に

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。