ベルリン発 〓 ドイツが過去最大規模の21億ユーロで文化支出を支援

2020/11/28

ドイツ連邦政府が26日、文化支出に対して過去最大規模の21億ユーロ(約2,613億2,404万円)の予算を割くことを決めた。その中には、バイロイト祝祭劇場の大規模改修工事の費用8,470万ユーロ(約105億4,006万円)も盛り込まれた。

バイロイト祝祭劇場は1876年の開場。2026年の開場150周年に向けて部分的に改修工事が始まっているが、予算が付いたことで2027年までかけて大規模な改修工事が行われることになった。2021年に150万ユーロが投入され、残りの8320万ユーロが2022年から2027年にかけて使われる。

写真:Bayreuther Festspiele


関連記事

  1. デモイン発 〓 大ベテラン、サイモン・エステスがオペラからの引退を発表

  2. ベルリン発 〓 作曲家のジョン・ウィリアムズが指揮者として今度はベルリン・フィルにデビュー

  3. マリアーンスケー・ラーズニェ発 〓 “指揮者”ラデク・バボラークが西ボヘミア交響楽団の首席指揮者に

  4. フランクフルト発 〓 ジョナサン・ノットがユンゲ・ドイチェ・フィルとの契約を延長

  5. クリスチャンサン発 〓 ジュリアン・ラクリンがノルウェーのクリスチャンサン響の首席指揮者に

  6. ローマ発 〓 ローマ歌劇場が「カラカラ浴場」での公演を再開、2022年の夏から

  7. シカゴ発 〓 シカゴ響の次期首席トロンボーンにティモシー・ヒギンズ、サンフランシスコ響の首席からの転身

  8. ニューヨーク発 〓 ズヴェーデンが2023/2024シーズンでニューヨーク・フィルの音楽監督を退任

  9. ローザンヌ発 〓 ヴァイオリニストのルノー・カプソンがローザンヌ室内管の次期芸術監督に

  10. ウィーン発 〓 フランツ・ウェルザー=メストが体調不良で国立歌劇場の新制作《魔笛》の指揮をキャンセル

  11. ロサンゼルス発 〓 ルドウィグ・ゴランソンが映画『オッペンハイマー』の音楽で2度目の作曲賞

  12. ワルシャワ発 〓 オペラ賞「オペラ・アワード2023」の年間賞が決定

  13. ベルリン発 〓 コーミッシェ・オーパーが2021/2022シーズンの公演ラインナップを発表

  14. ウィーン発 〓 国立歌劇場も3月いっぱい閉鎖

  15. ウィーン発 〓 ウィーン少年合唱団が2021年の海外ツアーをすべてキャンセルも、10月にニュー・アルバムをリリース

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。