英国のロイヤル・オペラ・ハウス(Royal Opera House)がイタリアの指揮者スペランツァ・スカップッチ(Speranza Scappucci)を首席客演指揮者に迎えると発表した。任期はヤクブ・フルシャがアントニオ・パッパーノの後を受けて音楽監督に就任する2025/2026シーズンから。
スカップッチはローマ生まれの50歳。ジュリアード音楽院とローマのサンタ・チェチーリア音楽院を卒業後、リッカルド・ムーティのアシスタントを経て国際的な活動を展開。2017/2018シーズンから2021/2022シーズンまでベルギー・リエージュのワロン王立オペラの音楽監督を務めた。
また、2022年1月には、代役ながらミラノ・スカラ座でベッリーニ《カプレーティとモンテッキ》を指揮、女性として初めてスカラ座の新制作を指揮している。ただ、ロイヤル・オペラ・ハウスでは昨年7月にコンサート形式の《アッティラ》を指揮しただけ、大抜擢でもある。
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ロンドン発 〓 ロイヤル・オペラの首席客演指揮者にスペランツァ・スカップッチ
2023/06/05
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