パリ発 〓 国立オペラの新シーズン開幕は11月末に

2020/06/12

パリ国立オペラ(Opéra national de Paris)が2020/2021シーズンの開幕が9月ではなく、11月末になると発表した。ガルニエ宮は12月末まで閉鎖が続くという。先日発表された暫定スケジュールが改めて組み替えられる。

それによると、開幕後最初の公演は、11月24日にバスティーユ歌劇場で上演されるサイモン・ストーン演出の《椿姫》。このため、暫定スケジュールにあったカリスト・ビエイトの新演出による「リング・チクルス」の後半2作品の上演も次シーズンに延期となる。

パリ国立オペラは昨年末から、バレエ・ダンサーを含むスタッフが政府の年金改革に反対する全国的なゼネストに参加したことで公演が次々にキャンセルされた。その後、さらにコロナ禍に見舞われ、ほとんどの公演が上演できないまま2019/2020シーズンの幕を降ろしている。その間の赤字が4,000万ユーロ(約48億円)に積み上がっているとの報道もある。

パリ国立オペラの総裁は2021/2022シーズンから、カナディアン・オペラ・カンパニーの総監督を務めるアレクサンダー・ニーフ(Alexander Neef)にバトンタッチされることが決まっているが、現総裁のステファン・リスナー(Stephane Lissner)が任期終了前に退任するという憶測も出ている。

写真:Opéra national de Paris


    もっと詳しく ▷


関連記事

  1. グラインドボーン発 〓 グラインドボーン音楽祭がウクライナ支援のチャリティー・コンサート

  2. ボストン発 〓 ボストン響が東アジア・ツアーを中止

  3. ミュンヘン発 〓 ミュンヘン国際音楽コンクールのチェロ部門で佐藤晴真が優勝

  4. シカゴ発 〓 「ショルティ指揮者アワード2018」にロデリック・コックスに

  5. バレンシア発 〓 ソフィア王妃芸術宮殿の次期音楽監督にジェームズ・ガフィガン

  6. プラガ発 〓 マリア・ジョアン・ピレシュが軽度の脳梗塞で当面のコンサートをキャンセル

  7. クリーブランド発 〓 クリーブランド管のコンサート・マスターにドーバー・カルテットのジョエル・リンク

  8. リガ発 〓 ラトビア国立響の次期音楽監督兼芸術監督にフィンランドの若手タルモ・ペルトコスキ

  9. ベルリン発 〓 州立歌劇場が5月1日までの公演をキャンセル、音楽祭「フェストターゲ」も中止

  10. カルガリー発 〓 ホーネンス国際ピアノ・コンクールが1年延期を発表

  11. ワルシャワ発 〓 第19回「ショパン国際ピアノ・コンクール」が二次予選通過者を発表、日本勢は桑原、進藤、牛田の3人が三次予選に進出

  12. ハンブルク発 〓 ブロムシュテットが当面の活動を休止、また転倒で怪我

  13. ウィーン発 〓 ウィーン国立歌劇場に初の女性コントラバス奏者

  14. グシュタード発 〓 メニューイン音楽祭が中止を発表

  15. エーテボリ発 〓 エーテボリ交響楽団が首席客演指揮者にバーバラ・ハンニガン

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。