ドイツのバイロイト音楽祭(Bayreuther Festspiele)が2023年の概要を発表した。それによると、2023年の上演作品は、新制作の《パルジファル》と今年の音楽祭で新演出に切り替わる《ニーベルングの指環》と《トリスタンとイゾルデ》、それに《タンホイザー》と《さまよえるオランダ人》。
開幕を飾るのは、新制作の《パルジファル》。演出はジェイ・シャイブで、指揮はスペインのパブロ・エラス=カサド、ともに音楽祭デビューとなる。パルジファルを歌うジョセフ・カレヤがロール・デビュー、クンドリー役にエカテリーナ・セメンチュク、グルンマンツ役にゲオルク・ツェッペンフェルトが起用される。
音楽祭デビューはもう一人いて、《タンホイザー》の指揮にナタリー・シュトゥッツマンが起用される。女性の指揮者の起用は、昨年のオクサーナ・リーニフに続いて二人目。一方、《ニーベルングの指環》の指揮は、今年予定されながら新型コロナウイルスに感染して降板したピエタリ・インキネンがリベンジ登板する。
写真:Bayreuther Festspiele
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バイロイト発 〓 バイロイト音楽祭が2023年の概要を発表、パブロ・エラス=カサド、ナタリー・シュトゥッツマンが音楽祭デビュー
2022/07/24
【最終更新日】2022/08/01
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