エアフルト発 〓 ドイツのエアフルト・フィルハーモニー管弦楽団が次期音楽監督にアレクサンダー・プライアー

2021/07/31

ドイツのエアフルト・フィルハーモニー管弦楽団(Philharmonische Orchester Erfurt)が次期音楽監督にイギリスの指揮者アレクサンダー・プライアー(Alexander Prior)を迎えると発表した。

マイロン・ミカイリディス(Myron Michailidis)の後任で、任期は2022/2023シーズンから4年間。今回の選考は111人の応募者の中から行われたという。

プライアはロンドン生まれの28歳。父親はイギリス人、母親はロシア人で、8歳から作曲を始めて神童の誉れ高く、これまでに交響曲、協奏曲、2つのバレエ、2つのオペラ、ベスランの子供たちのためのレクイエムを含む40以上の作品を書いている。

13歳でロシアのサンクト・ペテルブルク音楽院に入学、2009年に17歳で卒業。その後、指揮者に道に進み、2018/19シーズンからカナダのエドモントン交響楽団の首席指揮者を務めている。

写真:Alexander Prior / Diana Unt


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