バイロイト発 〓 新しい《ニーベルングの指環》で指揮者交代。インキネンが新型コロナでダウン、代役にマイスター

2022/07/15
【最終更新日】2022/08/01

ドイツ・バイロイト音楽祭(Bayreuther Festspiele)が15日、今年から新演出に切り替わる《ニーベルングの指環》の指揮者交代を発表した。予定されたピエタリ・インキネンが新型コロナウイルスに感染、重篤な冠状動脈疾患を発症しているという。代役は《トリスタンとイゾルデ》を指揮して音楽祭デビューする予定だったコルネリウス・マイスター。また、マルクス・ポシュナーがマイスターの代役を務めるという。

新しい《ニーベルングの指環》は、コロナ禍がなければ2020年から上演がスタートするはずだったもの。新演出をヴァレンティン・シュヴァルツが手掛けている。インキネンは昨年の音楽祭で、ペンキを多用するパフォーマンス・アーティストのヘルマン・ニッチュによる「アクション・パフォーマンス」として上演された《ワルキューレ》を指揮して音楽祭にデビューしている。

マイスターは、 ハノーファー音楽演劇大学でピアノと指揮を学んで指揮者デビュー。2005年に25歳の若さでハイデルベルク市立劇場の音楽総監督に就任。その後、ウィーン放送交響楽団の音楽監督・首席指揮者(2010-2018)を経て、2018/2019シーズンからシュトゥットガルト州立劇場音楽総監督を務めている。日本でも2017年から2020年にかけて読売日本交響楽団の首席客演指揮者を務めた。

写真:Cornelius Meister


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