ソウル発 〓 ソウル市立交響楽団の首席指揮者にオスモ・ヴァンスカ

2019/05/03

ソウル市立交響楽団(Seoul Philharmonic Orchestra)が首席指揮者にフィンランド出身のオスモ・ヴァンスカ(Osmo Vänskä)を招くことになった。ソウル市立交響楽団は1948年の設立で、韓国最古のオーケストラ。2005年から首席指揮者・音楽監督を務めてきたチョン・ミョンフン(MyungWhun Chung)が2015年で退任した後、空席になっていた。ヴァンスカは2003年から音楽監督を務めてきた米国のミネソタ管弦楽団(Minnesota Orchestra)を2021/2022シーズンで退任することが決まっている。

ヴァンスカはフィンランド南部のサーミンキ(Sääminki)生まれの66歳。ヘルシンキ・フィルハーモニー管弦楽団のクラリネット奏者として活動した後、シベリウス音楽院でヨルマ・パヌラに師事して指揮者に転身。1982年の第32回「ブザンソン国際指揮者コンクール」で日本の松尾葉子と優勝を分け合い、指揮者としての活動を本格的に開始した。1985年には母国のラハティ交響楽団の首席客演指揮者に就任、1988年からは音楽監督を務め、2008年に退任するまでオーケストラを国際的なレベルに引き上げた。また、アイスランド交響楽団(1993-1996)、BBCスコティッシュ交響楽団(1996-2002年)の首席指揮者を歴任している。

写真:Yomiuri Nippon Symphony


関連記事

  1. ドナウエッシンゲン音楽祭 〓 音楽祭が閉幕、今年は22作品を初演

  2. ドレスデン発 〓 ザクセン州立歌劇場(ゼンパーオパー)、2018/2019シーズンのラインナップを発表

  3. サンフランシスコ発 〓 マイケル・ティルソン・トーマスが心臓手術で休養

  4. ロンドン発 〓 ロイヤル・オペラ、2018/19シーズンのラインナップを発表

  5. トロント発 〓 ピエチョンカが王立音楽院の声楽部門トップに

  6. ハノーファー発 〓 北ドイツ放送フィルのコンサートマスターも女性に

  7. ロンドン発 〓 ロイヤル・オペラ・ハウスがパッパーノとの契約を延長

  8. アムステルダム発 〓 コンセルトヘボウ管が独自のユース・オーケストラ

  9. ルツェルン音楽祭 〓 2019年の夏の音楽祭の概要を発表

  10. 訃報 〓 ゲルト・ザイフェルト(88)ドイツのホルン奏者

  11. ワシントン発 〓 ナショナル交響楽団がジャナンドレア・ノセダとの契約を延長

  12. ボルティモア発 〓 ボルティモア交響楽団の首席オーボエ奏者が楽団のセクハラ調査をめぐって提訴

  13. 武生国際音楽祭 〓 音楽監督の細川俊夫が「国際交流基金賞」を受賞

  14. ブダペスト発 〓 イヴァン・フィッシャーが失明の危機だったと告白

  15. ニューヨーク発 〓 作曲家のタン・ドゥンがバード音楽院のトップに

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。