ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団(Vienna Philharmonic Orchestra)が毎夏行っている野外コンサート「サマー・ナイト・コンサート」が存続の危機に陥っている。市政府が25万ユーロ(約4,500万円)の補助金をカットすることを発表した。今年は6月19日に予定されているが、オーケストラのダニエル・フロシャウアー会長は「決定に驚愕している。補助金なしではコンサートを継続できない」。
コンサートは2005年から、ユネスコの世界遺産にも指定されているシェーンブルン宮殿で毎夏行われている入場無料の夏のイベント。10万人を集め、80か国以上で放送されている。毎年、著名なソリストを迎えており、2025年はトゥガン・ソヒエフが指揮、テノールのピョートル・ベチャワが出演している。
写真:Wiener Philharmoniker
もっと詳しく ▷
ウィーン発 〓 ウィーン・フィルの「サマー・ナイト・コンサート」が存続の危機、市政府が補助金をカット
2025/12/07
- ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団, サマー・ナイト・コンサート, トゥガン・ソヒエフ, シェーンブルン宮殿, ピョートル・ベチャワ
- コメント: 0

この記事へのコメントはありません。