指揮者のハンス・シュタットルマイア(Hans Stadlmair)が13日、ミュンヘンの自宅で亡くなった。89歳だった。
オーストリアのノイホーフェン・アン・デア・クレムスの生まれ。ウィーン音楽院でクレメンス・クラウスとアルフレート・ウールに指揮法を学び、作曲をヨハン・ネポムク・ダーフィトに学んだ。
1955年にミュンヘン室内管弦楽団の首席指揮者に就任。その後、1995年まで首席指揮者を務め、1976年にはザルツブルク音楽祭にデビュー、その後も客演を重ねた。また、リストの弟子だったスイスの作曲家ヨアヒム・ラフ(Joseph Raff)の11曲の交響曲を録音したことで知られる。
2011年、2006年に作曲した管弦楽曲《ミロ》がクリスティアン・ティーレマンが指揮するミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団によって初演された。
写真:Münchner Kammerorchester
訃報 〓 ハンス・シュタットルマイア(89)オーストリアの指揮者
2019/02/20
【最終更新日】2023/02/16
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