ミュンヘン発 〓 パーヴォル・ブレスリクにバイエルン州から「宮廷歌手」の称号

2021/06/21

スロヴァキアのテノール歌手パーヴォル・ブレスリク(Pavol Breslik)にバイエルン州から「宮廷歌手」の称号が贈られた。20日にバイエルン州立歌劇場で行われたモーツァルト《後宮からの逃走》の公演の後に伝達された。

ブレスリクはキスケー・ ノヴェー・メスト生まれの42歳。バンスカー・ビストリツァ芸術大学で学んだ後、フランスに留学、マルセイユのオペラ・スタジオで研鑽を積み、ベルリン州立歌劇場(2003-2006)、チューリッヒ歌劇場(2012-2017)の専属歌手として経験を積んだ。

バイエルン州立歌劇場には2006年に《魔笛》のタミーノ役でデビューして以来、出演回数は180夜を超えるという。2014年の《ルクレツィア・ボルジア》、2015年のドニゼッティ《ルチア》、2018年の《売られた花嫁》、2019年《サロメ》など、新制作のプロダクションへの出演も多い。

バイエルン州の「宮廷歌手」の称号は1955年の創設で、優れた芸術的功績を讃えるもの。これまでに130人以上が受賞、最近では、2020年9月にアレックス・エスポージト(Alex Esposito)に贈られている。

写真:Bayerische Staatsoper / Wilfried Hösl


関連記事

  1. モントリオール発 〓 テノールのベン・ヘップナーがラジオのパーソナリティーからの“卒業”を表明、メディア・プレゼンターに転身

  2. ベルリン発 〓 ベルリン・ドイツ・オペラが新シーズンの公演ラインナップを発表

  3. ライプツィヒ発 〓 ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団が5月の「マーラー・フェスティバル」を2023年に延期

  4. ハンブルク発 〓 州立オペラが2025/2026シーズンの公演ラインナップを発表

  5. フランクフルト発 〓 ジョナサン・ノットがユンゲ・ドイチェ・フィルとの契約を延長

  6. ロンドン発 〓 英国はイングランドでロックダウン、劇場も閉鎖

  7. 訃報 〓 ガブリエル・フェルツ(54)ドイツの指揮者

  8. クアラルンプール発 〓 広上淳一がマレーシア・フィルの第6代音楽監督に

  9. ボストン発 〓 ボストン響が音楽監督のネルソンスと期限なしの契約更改

  10. ミュンヘン発 〓 延長した任期が切れる2028年での退任を明言、バイエルン州立オペラの音楽総監督ウラディーミル・ユロフスキ

  11. ドレスデン発 〓 聖十字架合唱団の第29代「クロイツカントル」にマーティン・レーマン

  12. ウィーン発 〓 来年の「ニューイヤー・コンサート」は史上初の無観客で

  13. ウィーン発 〓 国立歌劇場がストリーミング・サービスの年末ラインナップを発表

  14. ミュンヘン発 〓 ゲルトナープラッツ劇場のジェニファー・オローリン、ルシアン・クラスネクにバイエルン州から「宮廷歌手」の称号

  15. ロンドン発 〓 ネトレプコとの共演断られ、夫君のエイヴァゾフが新制作のロイヤル・オペラ《イル・トロヴァトーレ》を降板

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。