東京都交響楽団(Tokyo Metropolitan Symphony Orchestra)が音楽監督の大野和士(Kazushi Ono)との契約を延長した。大野は2015年からその任にあり、今回の契約更改で、任期は2026年3月まで3年間延びる。東京都交響楽団は2025年度に創立60周年を迎える。
また、東京都交響楽団は2022年4月から始まる2022年度楽季プログラムも発表した。新シーズンで大野は定期演奏会、プロムナードコンサート、都響スペシャルなど都合10公演を指揮する。開幕公演では藤田真央をソリストに迎えたシューマンのピアノ協奏曲、リヒャルト・シュトラウスの《英雄の生涯》を取り上げる。
新シーズンの客演指揮者陣は、パリ管弦楽団の音楽監督に就任するなど赤丸急上昇中の若手指揮者クラウス・マケラが注目される他、首席客演指揮者アラン・ギルバート、名誉指揮者エリアフ・インバル、トーマス・ダウスゴー、準・メルクルらが登場する。
写真:Tokyo Metropolitan Symphony Orchestra / 森口ミツル
東京発 〓 東京都交響楽団が音楽監督の大野和士との契約を延長
2021/10/15
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