ウィーン放送交響楽団(Radio-Symphonieorchester Wien)が2019/2020シーズンから、マリン・オールソップ(Marin Alsop)を首席指揮者に迎えることになった。2010年より首席指揮者を務めてきたコルネリウス・マイスター(Cornelius Meister)の後任。ウィーン放送交響楽団は首都ウィーンを本拠地とする「オーストリア放送協会=ORF」所属の放送オーケストラで、創設は1969年。
オールソップは1956年、ニューヨーク・マンハッタン生まれの62歳。イェール大学卒業後、ジュリアード音楽院でヴァイオリンを学び、修士・博士号を取得。タングルウッド音楽祭でレナード・バーンスタイン、小澤征爾らの教えを受け、1989年の「クーセヴィツキー賞」を獲得した。その後、コロラド交響楽団の音楽監督(1993-2005)、ボーンマス交響楽団の首席指揮者(2002-2008)を歴任した。
2005年にはボルティモア交響楽団の音楽監督に就任。女性指揮者として、初めて米国のメジャー・オーケストラの音楽監督となって注目を集めた。こちらの任期は2021/2022シーズンまで。また、2004年から2006年にかけてロンドン・フィルハーモニー管弦楽団とブラームスの交響曲を録音、女性指揮者による初の全集を完成させている。
写真:http://www.marinalsop.com / Grant Leighton
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ウィーン発 〓 ウィーン放送交響楽団が首席指揮者にマリン・オールソップ
2018/11/15
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