5月初めから続いていたドイツのルートヴィヒスブルク音楽祭(Ludwigsburger Schlossfestspiele)が23日に閉幕した。クロージング・コンサートの主役を務めたのは、ヴァイオリンのピンカス・ズーカーマンのコンサートだった。音楽祭によると、今年は音楽祭に3万5000人余りが来場。約60のイベントの半分以上が売り切れるなど、稼働率は80%で、前年より3%のアップしたという。今年のオペラは7月上旬に上演されたヘンデルのオペラ《ルーチョ・コルネリオ・シッラ》。ヴァイオリンのドミトリー・シンコフスキー、カウンターテナーのフィリップ・マトマン、ドロテー・オベルリンガー率いるアンサンブル1700らが出演した。また、今年の「サプライズ・ゲスト」はヴァイオリンのヴィヴィアン・ハーグナーが務めた。一方、コンサートとしては、ピエタリ・インキネン率いる音楽祭管弦楽団のコンサートの他、南アフリカのユース・オーケストラ「MIAGI=Music is a great Investment」のよるネルソン・マンデラの生誕100周年を記念コンサートなどが話題を集めた。
写真:Ludwigsburger Schlossfestspiele / Richard Dannenmann
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ルートヴィヒスブルク音楽祭 〓 音楽祭が閉幕、クローザーはズーカーマン
2018/07/25
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