エリアフ・インバル(Eliahu Inbal)が台北市立交響楽団(Taipei Symphony Orchestra)の首席指揮者に就任することになった。任期は8月から3年間。台北には国家交響楽団(フィルハーモニア台湾)、台北市立交響楽団、長栄交響楽団(エヴァグリーンオーケストラ)3つのオーケストラがあり、台北市立交響楽団は1969年の設立。インバルはエルサレム生まれの83歳。現在はイギリスの市民権を取得している。
インバルはパリ高等音楽院で学び、1964年の「グィード・カンテッリ国際指揮者コンクール」で優勝。1974年にフランクフルト放送交響楽団の音楽監督に就任、1990年の離任まで黄金時代を築いた。その後、フェニーチェ劇場管弦楽団 (1984-89)、ベルリン交響楽団(2001-2006)、チェコ・フィルハーモニー管弦楽団(2009-2012)、東京都交響楽団(2008-2014)の音楽監督、首席指揮者を歴任した。東京都交響楽団からは2014年に桂冠指揮者の称号を贈られている。
写真:Česká filharmonie
台北発 〓 インバルが台北市立交響楽団の首席指揮者に
2019/03/21
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