初演から200年となる5月7日、ドイツとフランス共同運営でストラスブールに拠点を置いている放送局「Arte」がベートーベンの交響曲第9番を取り上げる特別プログラムを放送した。4つの楽章を別々の4つの演奏で繋ぐという企画で、ライプツィヒ、パリ、ミラノ、ウィーンというヨーロッパ4都市の4つのオーケストラが演奏に参加している。
演奏を担当したのは、第1楽章がアンドリス・ネルソンス指揮のゲヴァントハウス管弦楽団、第2楽章がクラウス・マケラ指揮のパリ管弦楽団、第3楽章がリッカルド・シャイー指揮のスカラ座管弦楽団、第4楽章はウィーン交響楽団。ウィーンは当初、ヨアナ・マルヴィッツが予定されたが体調を崩し、2024/2025シーズンからウィーン響の次期首席指揮者に就任するペトル・ポペルカが代役を務めた。
写真:Arte
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ストラスブール発 〓 初演200年を迎えた《第九》を、「Arte」が4都市4オーケストラの映像を繋いで放送
2024/05/09
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