オーストラリアのアデレード交響楽団(Adelaide Symphony Orchestra)が首席指揮者にマーク・ウィッグルスワース(Mark Wigglesworth)を迎えると発表した。ウィッグルスワースは2018年から2021年にかけ、首席指揮者不在の中で首席客演指揮者を務めており、任期は2025年1月から3年間。
ウィッグルスワースは英国サセックス州の生まれの59歳。王立音楽アカデミーなどで学び、1989年の「キリル・コンドラシン国際指揮者コンクール」で優勝した後、BBCウェールズ・ナショナル管弦楽団の首席指揮者(1996ー2000)、スウェーデン放送交響楽団の首席客演指揮者(1998ー2001)を務めた。
また、2015/2016シーズンからイングリッシュ・ナショナル・オペラの音楽監督を務めたが、1シーズンで辞任している。つい最近、母国のボーンマス交響楽団の首席指揮者に就任することが発要されたところ。ボーンマス響にとっては約60年ぶりに迎える英国人指揮者で、こちらの任期は2025/2026シーズンから。
写真:Adelaide Symphony Orchestra
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アデレード発 〓 アデレード響の首席指揮者にマーク・ウィッグルスワース
2024/05/16
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