ライプツィヒ・バッハ音楽祭が、2022年の「バッハ・メダル」はピアニストのアンドラーシュ・シフ(Schiff András)に贈られると発表した。モダンなグランド・ピアノで、バッハの鍵盤音楽を演奏することをリサイタルの焦点としてきたこと、「10年以上にわたって、毎年のように音楽祭に客演し、バッハの最も重要な作品の大部分を演奏してきたことが評価された。
マイセン磁器製のメダルは2003年から、“音楽の父”作曲家ヨハン・ゼバスティアン・バッハ(1685-1750)の研究、演奏で功績を上げた人物に対して、音楽祭の一環としてライプツィヒ市が授与している。
シフは1953年、ブダペスト生まれの68歳。ブダペストのリスト音楽院に学び、1970年代にコンクールでの活躍が始まると、同世代のゾルターン・コチシュ、デジェー・ラーンキと並んで、“ハンガリーの若手三羽烏”として注目を浴びた。その後、国際的な活動を展開、当代を代表するピアニストの一人。1987年にオーストリア、2001年に英国の市民権を取得し、2014年にはナイトに叙せられている。
写真:ECM Records
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ライプツィヒ発 〓 ピアニストのアンドラーシュ・シフに2022年の「バッハ・メダル」
2022/04/29
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