ストラスブール発 〓 初演200年を迎えた《第九》を、「Arte」が4都市4オーケストラの映像を繋いで放送

2024/05/09

初演から200年となる5月7日、ドイツとフランス共同運営でストラスブールに拠点を置いている放送局「Arte」がベートーベンの交響曲第9番を取り上げる特別プログラムを放送した。4つの楽章を別々の4つの演奏で繋ぐという企画で、ライプツィヒ、パリ、ミラノ、ウィーンというヨーロッパ4都市の4つのオーケストラが演奏に参加している。

演奏を担当したのは、第1楽章がアンドリス・ネルソンス指揮のゲヴァントハウス管弦楽団、第2楽章がクラウス・マケラ指揮のパリ管弦楽団、第3楽章がリッカルド・シャイー指揮のスカラ座管弦楽団、第4楽章はウィーン交響楽団。ウィーンは当初、ヨアナ・マルヴィッツが予定されたが体調を崩し、2024/2025シーズンからウィーン響の次期首席指揮者に就任するペトル・ポペルカが代役を務めた。

写真:Arte


  もっと詳しく ▷


関連記事

  1. ベルリン発 〓 ベルリン・フィルが《マゼッパ》の公演を断念、新型コロナで主役降板

  2. 訃報 〓 マーティン・ロヴェット(93)英国のチェロ奏者、アマデウス弦楽四重奏団のメンバー

  3. ロンドン発 〓 ロイヤル・バレエのリアム・スカーレットにセクハラ疑惑?

  4. 訃報 〓 クラウディオ・シモーネ(83)イタリアの指揮者

  5. 訃報 〓 韓中傑(97)中国の指揮者

  6. ウィーン発 〓 楽友協会が6月から再開、ウィーン・フィルのコンサートも

  7. ミラノ発 〓 スカラ座総裁にウィーン国立歌劇場総裁のドミニク・マイヤー

  8. ニューヨーク発 〓 ネトレプコの米国復帰めぐり、メトロポリタン歌劇場のゲルブ総裁と本人が応酬

  9. ゲイツヘッド発 〓 ノリントンが王立ノーザン・シンフォニアを指揮して引退コンサート、ライブ・ストリーミングも

  10. ヴェネチア発 〓 フェニーチェ劇場が新しいストリーミング配信のスケジュール

  11. ウィーン発 〓 アンナ・ネトレプコが米国に復帰、パームビーチ・オペラに出演

  12. シンシナティ発 〓 シンシナティ響の次期音楽監督にクリスティアン・マチェラル

  13. サンティアゴ・デ・コンポステーラ発 〓 2022年12月をもって、ポール・ダニエルがスペインのガリシア王立フィルの芸術監督を退任

  14. バーミンガム発 〓 バーミンガム市響の次期首席指揮者に山田和樹、アーティスティック・アドバイザーも兼任

  15. ミラノ発 〓 ゲルギエフがイタリア国内の資産売却を進めていると、イタリアの有力紙が報道

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。