ドイツのニュルンベルク州立劇場(Staatstheater Nürnberg)が音楽総監督のローランド・ベーア(Roland Böer)との契約を延長した。ベーアは2023/2024シーズンからヨアナ・マルヴィッツの後を受けてその任にあり、今回の契約更改で、任期は2026/2027シーズン終了まで延びる。
ベーアはドイツ中西部バート・ホンブルク生まれの53歳。ヨーロッパではフリーの指揮者として知られた存在で、作曲家の故ハンス・ヴェルナー・ヘンツェが1976年に創設したイタリアのモンテプルチャーノ国際芸術祭の音楽監督を2009年から、2015年から2020年まで芸術監督を務めた以外は決まったポストに就かず、数多くのオーケストラ、歌劇場に客演している。日本でも2018年に新国立劇場でモーツァルト《魔笛》を指揮している。
写真:BR-KLASSIK / Ludwig Olah
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ニュルンベルク発 〓 州立劇場が音楽総監督のローランド・ベーアとの契約を延長
2024/04/17
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