フィンランドの若手指揮者サントゥ=マティアス・ロウヴァリ(Santtu-Matias Rouvali)が2024/2025シーズン終了をもって、2017年からその任にあるスウェーデンのエーテボリ交響楽団の首席指揮者を退任することになった。ロウヴァリは2021/2022シーズンからエサ=ペッカ・サロネンの後を受け、任期5年でロンドンを拠点とするフィルハーモニア管弦楽団の首席指揮者を務めている。
ロウヴァリは1985年、ラハティ生まれの38歳。俊英揃いのフィンランドの若手指揮者の筆頭格で、ロンドンのメジャー・オーケストラの首席指揮者としては最年少。エーテボリ響の首席指揮者就任に先立ち、2013年からは母国タンペレ・フィルハーモニー管弦楽団の芸術監督兼首席指揮者を務め、こちらも2022/2023シーズンをもって退任している。
写真:The Philharmonia
エーテボリ発 〓 サントゥ=マティアス・ロウヴァリが2024/2025シーズンでエーテボリ響の首席指揮者を退任
2023/12/23
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